2017年1月4日 星期三

う声も関係



ばたばたと慌ただしく帝王切開をするために、妻はストレッチャーに乗せられた。。
運ばれてゆく大二郎の母親は、腕を伸ばすと、最愛の醍醐の頭を抱いた。

「大好きよ……。綺麗な醍醐……。」
「醍醐さん。大二郎は短い間でも、幼稚園に通わせますか?またすぐに、九州に行くことになりますけど、どうします?」

「そうだな。近くに確か、温泉街の仲居の子供が通う幼稚園があったはずだな。大二郎を連れて、散歩がてら覗いてくらぁ。」

「ああ、そういえば、観光協会の会長に挨拶に行ったとき、そんな話を聞きました。こちらでももう一度、聞いてdermes 激光脫毛おきます。私立でしたら、多少の無理は聞いてくれるでしょうから、お願いしてみます。」

「頼む。」

醍醐が立ち上がって上着を拾っただけなのに、羽鳥は思わず見惚れてしまう。
何気ない普段の立ち居振る舞い居にさえ、零れる華があった。既にテレビや映画で名が売れて、地方回りは止めたらどうかといあったが、醍醐は自分の原点でもある舞台が好きだという。
愛する女と縁を結び、子供をもうけたのも小さな一座あってのことだ。何より、醍醐の流す一瞥(いちべつ)の視線を、傍で見たいと多くの客が望んだ。

*****

大二郎は、それほど広くはない舞台の片隅で、ただ一人まだ熱心に稽古をしていた。
お師匠さんのいう事は、もっともだと思う。舞台にの無い気持ちを持って板に乗るのは、お金を払って見に来てくださるお客さまに失礼だから。
叱られたのも、きちんと踊れない自分が悪いと分かっていた。
左足を引いて軸にし、くるりと回りながら三枚の重なる花笠を斜め上に突きだすと、綺麗に滑って開いてくれた。
何度も繰り返して覚えた、藤娘の踊りの形だった。
「さあちゃんのこと思い出すと、胸の辺りがもやもやするんだろう?移動の準備で忙しくて、ちゃんとおdermes 脫毛別れできなかったものな。」

どうしてわかったんだろう……と、大二郎は驚きの目を向けた。そんなこと、一言も口にしたことなかったのに。醍醐はいつでも、大二郎の気持ちなどお見通しだった。

「なんかね、おれ……。踊っている時はいつも何も考えずに、踊りのことばっかりだったのに変なんだ。さあちゃんのこと、思い出すと涙が出そうになるんだよ。さあちゃん……おれがいなくなって、寂しかったかなぁ……。泣いたかなぁって心配になる。」

醍醐は息子を腕の中に掬い取った。

「あれはいい子だったなぁ。大二郎と二人でいると、ほほえましくて可dermes 脫毛價錢愛かった。ご母堂も含め、揃って上玉揃いだったしな。」

2016年11月20日 星期日

しょうもなきゃい


 「いつも、そうや。何かあったら私が謝って何もかもなかったことにしてきたけど」
 「そやって理不尽なこと言うのは裕子の方やで」
 「わかってるわ。けど、私はもう疲れた、武夫の振りかざす正論はきつ過ぎる」
 「裕子、ちょっと、落ち着け、ちゃんと座って話しよ」
 武夫の手が伸びて来て私のdermes激光脫毛腕に触った途端、悲鳴を上げていた。
 「触らんといて!もう、そんなんで誤魔化されたくないわ!」
 そして私は部屋を飛び出し、あてもなく街をうろついている。


僕は書くことに集中しようとしていました。
だって、そのための逃亡生活なんですから。
しかし、
なにを書いてもどうもうまくいかなかったんです。
書きあげられるようにはなりました。でも、それらは最初に書いたものよりも
納得のいかないものばかりでした。

 そういうことじゃくて!
 従業員が英語べらべらだった、とか、アメネティが充実していた、とか、十分熟睡できた、とか、普通ホテルについてと言えば、その類でしょう?だいたい、『隣の客のおならの音が大きかった。』というのは、ホテルの感想じゃないです。
 なんだこの女は、と思いながら、しかし、唐突とはいえ妙に雄弁な事実の報告に、僕は笑ってしまいました。


 「かつおぶしがうんちにそのままでてる!!」

 申し訳ないが、僕にだっていろいろあります。
 それは息子から見たら、いつもいつも、所在無げにごろごろしているだけの、こぎちゃない中年かもしれないけど、父親にだって考えけないこととか、対処しなければいけない公私にわたる問題とか、あるんです。あんたも、そのうちわかると思いま去斑す。すまんことですが、いかな息子とはいえ、ご自分の排泄物の上で、ほかほかと煽られて、ふらふらとニョロニョロの如しに踊る、鰹節につきあってる暇はないです。

 阿呆らしい。

 僕は踵を返すと、息子の大発見を拝見することなく、部屋に戻りました。
 もっと他に興味が喚起させられることないのか、この男は、全く。
  最前の覚悟と比べて、結果のあまりのなさに気が抜けると同時に、彼はまだ勘違いしているな、と僕は鬱々となりました。
 なんとなれば、僕は息子の『友達』じゃないんです。憚りながら、その経験浅からぬ父親です。それなのに、彼が自分の収穫物に驚いて、咄嗟に他ならぬ母親ではなく、僕を呼びつけたのは、『踊る鰹節発見』をパパなら自分と同じ感動を持って迎えてくれるはず、と思いこんでいる、と推測されたからです。
 ありゃまあ、こいつまだ子供だなあ。

 先日も、こういうことがありました。僕はキッチンにいるさい君に背中を向けて、リビングの机に座り、パソコンをいじってました。息子は、キッチンに、はす向かいになるような形で、リビングのソファでテレビを観ておりました。
筆者の人生によくありがちな光景です。想像してください。とてもこの状況から何か突飛なことが現れる、とは思えません。
 しかし、突然、ほんとうに突然です。それは現れました。
 「ええと???」
 キッチンのほうから、さい君の独り言なのか、誰かに話しかけているのか定かではない発言が聞こえてきました。僕も、息子も、ほとんどそれには反応しません。
 「ええと???」僕と息子ははじかれたように、キッチンの方を振り向きました。そこには、冷蔵庫のドアを開け瘦身ながら、その発言とは程遠い柔和な表情で、夫と、息子に惜しげもなく微笑みを振りまくさい君の姿が????。
 驚愕です。

2016年11月9日 星期三

は足り甘いことを


遊ばせ方を思い出してまた、くだらないことや書きたいという気持ちはある。
でもそこには「年甲斐もなく」が着いてきてしまう。

つまり、誰より自分がそう思っちゃってるから「こんなこと考えたら(書いたら)引かれるかも」と怖くなるんだろなあ。
年を重ねた人らしいことを書かなければとか恥かきたくないとか、体裁を願景村 退費気にしているのね、これでも。

格好つけてないで、ここからもう一歩先に行けたら、もっと楽しくなるのかもしれない。

もっと自由でいいんだぞー!時間というのは、欲しかった時にはなくて、ある時には使い切れない。

やりたいことがあるからこそ、時間なくなり、特に夢中になれることがないと、時間は余ってしまう。そして今、余っている。
もったいない。ああ、もったいない。
10年、20年前、もっともっとと欲しかったひとりの自由な時間が、今ここにあるのに、あの頃したかったことが、今はそれほどしたくない。
なんならもう、21時にはお風呂に入って寝てしまいたいけど、さすがにそういうわけにもいかない。



と、書いていてふと怖くなったのだけど、10年後には「早く寝たい時には寝られなくて、いつでも寝ら願景村 邪教れるってなったら寝られない」みたいなことになるのかしら。



今日のこと。同じ会に参加していた人が辞めてしまったこと、ギターの先生がしてくれた話について思ったこと、読み終わった『夏に凍える舟』のことなど、どれについて書いてもいいのに、どれもどこかに書きにくい部分がある。自分の線引きがシビアすぎる(自意識過剰である)とたびたび思うのだけど、染み付いてしまったルールは変えられない。その辺り、同じ頃にネット始めた人には何となく分かると思うのだけど、なんというか、……まあ、いいや。



そこをなんとかして、うまく書くのが楽しかったんだけど、その努力が、なんだかもう面倒くさくなってて、書かない方を探索四十選んでしまうのだなあ。 翌日の天気予報を見て、ああ明日は曇のち雨なのか、まあ梅雨だから仕方ないなと観念して折りたたみ傘を用意して出かけるのに、このところ毎度、傘は日傘としてしか利用していない。

雨だと思ったのに晴れ!

出かけるたびにそんな感じ。

本当なら喜ぶべきところだけど、日差しに負けまくってバテバテだ。


2016年10月31日 星期一

間を返いっても毎


フラッシュモブはやってる人も見てる人もすごく楽しそうで、まだまだ人って
捨てたもんじゃない、と幸せになります。

このサイト以外では
「街でいきなり第9が始まるサプライズ
「トランペットから始まるスターウォーズなオーケストラのフラッシュモブ」
も良いですよ。
変わりどころでは、「ヴァージンアメリカ航孕婦DHA空機内安全ビデオ」YouTube、も
まさにアメリカって感じ。おしゃれだわ。クオリティー高い!!

職場で、みんなに「見て見て」と見せるもんだから、今、私の周りはみんな
「人生ってステキよね」とハッピーオーラ出しまくり。

夏休みもあと半分とちょっと。毎日カウントダウンで減っていくかと思うと
暗~い気分になるので、こういうのを見つけて気分を揚げている私なので
あります。
先月、武道の世界から農家に転身された、なんとも魅力的な人物に会ってきました。
転身というよりは、武道の精神のもとに農業をやっているというほうが正しいのですが、
また詳しい話は「新規就農者宣言」を読んでみて下さい。

さてさて、生徒がいないパラダイスの夏休みも終わり (と日出勤はする)、
9月から子どもたちを追いかけ回す日々が戻ってくるので、ボケた身体と増えた体重を
何とかせねばと思う夏の終わりです。

私が夏休みに太った原因、それは生徒を追いかけ回懷孕飲食す必要がなかったこともありますが、
実は一番の原因は「かぼちゃ」なのです。

8月からカボチャスイーツ作りにハマり、ほぼ毎日、シフォンケーキにプリン、スフレに
タルトと作りまくりました。

クックパッドを見ると、カボチャプリンだけでも10種類以上載っている。「おいしい」
とか「自慢」とか「簡単」とかどれにも書いてあるし、どのレシピにするか非常に悩む。
実際に作ってみると、「イマイチやないか」「味覚おかしいんちゃうか」と思うものもあり、
納得いかぬ味だと、「おいしいカボチャスイーツを食べて幸せになりたかったのに!!」と
気持ちが満たされないだけでなく、「時間と期待感と手」と腹が立つので、
再度やり直し突入。おいしいレシピに出会うまで作り続けてしまい、毎日ケーキが
いくつも出来ていくわけです。
当然、スイーツ男子の息子も「もういらん。カボチャ見たくない。ていうか、アンタ異常」
と言い、娘も 「スイーツの数に反比例して夕食が貧相になってるし。他のことを放りっ
ぱなしにしてハマったことばっかり気が済むまでやり続ける性格直さな周りが迷惑やわ。
(文句は言うが全部食べる)。」という反応です。
友人は、「他に幸せがないからその虚無感をカボチャで埋めようとしてるんちゃうか。
寂しさの裏返しやで、ヤバいで、アンタ」とカボチャケーキを頬張りながら勝手なことを
言うとりますが、フン! 何とでも言え!! つかの間の幸せでもないよりマシ。
1ヶ月でデカいカボチャを20玉以上買ってあれこれ作ってるもんだから、汚い話ですが、
もはや便もカボチャ色、それを見てまた「わ~い、私 ビタミンちゃんと摂れてる~ぅ」と
安心する。

2016年10月12日 星期三

狩りにもみ漁


知り合いの農家に「どこか行かはりますのん?」と尋ねたら
「田植えで1番忙しい時やろが!だいたい農家が田畑ほっといて何日も出かけられんわ」
と言われてしまいました。確かに。お気楽な質問してすみません…。

私は4月29日に滋賀県の勢多の唐橋前で300人規模のイベントがあり、
そのお手伝いに行ってきました。
毎年この時期に開催されるイベント、「しじみ更年期祭」だったのですが、滋賀県、漁協、
NPOなどが一緒になり、しじみの稚貝を船から放流したりしじ体験をしたり
ドラゴン船(20人くらいで船をこぐ)に乗ったりして、勢多しじみをアピールする
もので、私は一日中裏方として300人分のしじみの味噌汁を作ったりしじみを
売ったりしてました。
なるほど…
少し寒さがゆるんで春らしくなったなぁ、と思ったのもつかの間、もう梅雨入り?
例年なら毎週ごとに、山菜採り、潮干狩り、桑の実採り、やまもも採り、と、
捕獲大作戦の忙しい身なのに、今年は寒くて潮干まだ行けてないし…。
ヤマモモだってまだ全然赤くなってないし…。なのに梅雨突入って、
なんだか納得いかない私です。
この雨で我が家のさくらんぼも大半は落ちてしまいました。
とはいえ今年も鈴なりの大豊作で、毎年、近所のさくらんぼは、
さほど実をつけていないのに、我が家だけ大豊作。
何の肥料もやらず、ほったらかしな健康減肥のに、なんでなんだろう…2011_06.jpg
このさくらんぼ、「さくらんぼ」とは名ばかりで、
大きさも味ももグミ程度。
甘味もほんの少しで、おいしいものではないのですが、
鳥にはご馳走のようで、夜明けと同時にヒヨドリがやって来て
ピーピーギャーギャーうるさいのなんの。
朝8時頃になると登校中の小学生がわーわー採る、
9時になるとゲートボールに行く人たちがさくらんぼの下で
わちゃわちゃおしゃべりしながらつまむ、
昼ごろにはカラスが来てついばむ。
3時には下校の小学生がまた採る、
と、一日中さくらんぼの木の下には人や生き物が集っています。
さくらんぼの木は道に張り出しているので取り放題、
そもそも苗を買った時は「大きくなりません」と書いてあったのに、
今や2階を越える高さになり、切っても切っても伸びていく。
なので、さくらんぼシーズンは毎日大量の実が落ちて掃除が大変なんです。
掃いた尻からまた落ちるし、ついに私は札をぶら下げることにしました。
「ご自由にお食べ下さい。あと、掃除をしていただけるとうれしいです」。
札の横にはほうきとちり取りとごみ箱も置きました。2011_06c.jpg
これが大成功!
見るたびにため息が出るほど落ち營養師てたのに、札をぶら下げた途端、
まあ道がキレイなこと!
みんなちゃんと掃除してくれるんで感動です。
小学生もちゃんと掃いてくれてるし、食い逃げは鳥だけ。
この前、ハウス栽培で野菜を作ってる知り合いに「どう?」と聞くと、
「地獄…」のひとことでした。
そりゃそうやろな、ハウスの中は40度越えですもんね。ホントにご苦労様です。
この暑さの中、先日、急性のギックリ腰になってしまいました。

2016年9月19日 星期一

しかも連せえてる

マフラーが腐る主な原因は、マフラーは鉄でできてるので冬場の橋などに撒かれる塩化カルシウムなどがついて錆びて腐ることが多いらしい。 車屋に「雪が多い地域やし しゃーないで」と言われても、今年スタッドレスに同珍王賜豪換えたけど一回しか雪降ってないっちゅーの!! 「だいたい走行距離11万キロ越えてるんやし、それなりに傷むわ。ダイハツのマスコットのシカジカ君のマグネットあげるし、諦めなされ」と、思わね出費にガックリしてる私に車屋はマグネットを4つもくれました。 まあ車は静かになったけどさ…。 家に帰りマグネットを冷蔵庫にくっつけてみたが、またこれが磁力が弱いし!! 薄っぺらい紙しかひっつかんし、厚手の紙を挟むとスルーっと下に流れるように落ちました…。もう年も新しくなり、冬をすっ飛ばして暦の上では春を迎えてしまいました。 まだまだ寒いですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。 私は冬のボーナスが出た日に「何も買わないぞ、台所洗剤2本だけ」と決めて100均に行き、ついふらふらとフロアの隣の電気屋エディオンに入り、エアコンを買ってしまい、頭抱えて後悔した年末でした。 生徒を放す訳にいかずコブラ返りのまま耐えてたもので、生徒を車椅子に抱えて戻る介助をしてる最中、背中の右側の筋がコブラ返りを起こし、抱した後も どう回してもヒネっても痛みが取れず、さらに治らぬ中でいろいろとやったもんで未だにスッキリしない。腰をひねるたびに「アイタタタ」とか「ウヘッ」とか情けない同珍王賜豪声が出る始末。悲しい連休…。 でも、和室の窓まで枝が迫って圧迫感ハンパなかった金木犀がスッキリしたので、ちょっと嬉しい。狭い庭に光がさし、窓の傍で外を眺める猫体不自由の生徒を持ち上げてトイが金木犀の上を見上げてる姿に、私も寝転んで同じように見上げ、「ああ、空は青かったんだんだよね」と猫に語ってると、何とも幸せな気分になる。 50を過ぎた主婦の幸せなんてこんなささやかなもんなんですよ、ホントかわいそう。 だいたい1号線なのに片側1車線っておかしいやろ、滋賀県か京都か知らんが片側2車線に広げる努力せんかい! 誰もいない車を睨み付け、なんとか坂の上まで来たぞ、あとは下りだから、と思ったらまた反対車線側に坂を上れないアホタレの乗り捨て車で片側通行。 ムカつく~っ!! なぜわが学校は「ツバメ」ではなく「コシアカツバメ」の巣だらけなんや! と不思議に 思っていたら、それにもちゃんと理由があった。 おわん型の巣は壁が一面だけあれば作れるが、トックリ型の巣同珍王賜豪は壁と天井の2面が必要で、 長いトックリを作るためには長いひさしが要る。学校の建物はまさにその形にピッタリ。 だからかぁ、な~るほど納得。

2016年9月12日 星期一

に現売りを在も



元々は外郎氏は万能薬を製造していて、それが評判で朝廷にまで重宝されるようになり、さらに接待用のお菓子作りも依頼されたらしい。

こうして作られたのがお菓子の「ういろう」という訳だ。

万能薬は当時、透頂香(とうちんこう)と呼ばれたが、今ではこちらも「ういろう」とい名で多くの人々に愛用されている。

筆者もその一人でカバンの中にはいつでも入ってる。

今は薬事法がうるさいから何でも効くというわけにはいかないが、愛用者たちは万能薬という認識が強いと思う。

様々な体不調に即効性があると思うのだ。

外郎氏は後に北条家に仕え小田原に店を構えた。

秀吉が実権を握った後も、いやいや現在まで「ういろう」本店は小田原城の寄り添うに今も立派なお店を営んでいるからいかに歴代城主にそして地元住民にそして医療界に信頼が厚かったかがわかるだろう。

さて、この薬のういろうには有名な話がある。

江戸時代に歌舞伎の第2代市川團十郎が病いで舞台に立つことが出来なくなった。

ところがこのういろうを飲むと病いが瞬く間に快方に向かって再び舞台に立つことが出来たという。

團十郎はお礼にこのういろうの素晴らしさを早口言葉の口上にして舞台の演目に入れた。

それがういろうをさらに有名にしたが同時にこの「ういろう売り」の口上も有名になり俳優や声優、アナウンサーなどの滑舌、発声の稽古使われているのである。

つまり、俳優、声優、アナウンサーたちにとってういろう売りとは登竜門のようなものなのである。

筆者の主催する劇団 真怪魚では研修生たちがういろう早口言葉だけでなく演じることが卒業試験にもなっている。

劇団 真怪魚でしか見れない演技である。

これが見始めると実に面白い。

この度、2012年のクリスマスパフォーマンス公演で大好評だった副座長のねこまたぐりんが演じた「ういろう売り」を動画アップした。

わずか8分ほどの短い演技ではあるが、日本の伝統的な歌舞伎ういろう売りの現代ぜひ堪能していただければ幸いである。